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2009年6月24日 (水)

パチスロ・パチンコのキャスティング

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私自身はパチンコもパチスロも全然やらないのだが、電車駅の近くを通りかかったときなどは嫌でもパチンコ店ののぼりが目に入り、「こんなタレントが出ているのか」と驚くことがある。最近はロックバンドのボン・ジョビのパチスロが出たという話を聞いた。国内でネタが尽きたのだろうか。いやはや、遊技機メーカーの企画力は大したものである。

少し調べてみたのだが、パチンコ、パチスロのタイアップ機キャラクターには次のような人物が使われている。

■格闘技選手

アニマル浜口、アントニオ猪木、ガッツ石松、桜庭和志、長州力、橋本真也
花田勝、力道山、アジャコング、小川直也、具志堅用高、ボブ・サップ

■男性歌手/タレント

五木ひろし、北島三郎、香田晋、西條秀樹、氷川きよし、泉谷しげる、竹中直人
加山雄三、郷ひろみ、小林旭、デーモン小暮、山本譲二、ザ・ブルーハーツ

■女性歌手/タレント

小野真弓、倖田來未、中村玉緒、都はるみ、モーニング娘。、飯島愛
イエローキャブ(事務所として版権提供)、小倉優子、熊田曜子、小林幸子
C.C.ガールズ、ピンクレディー、ほしのあき、松居直美、松浦亜弥、安田美沙子
和田アキ子

■お笑いタレント

くりぃむしちゅー、志村けん、ダチョウ倶楽部、長州小力、TIM、電撃ネットワーク
所ジョージ、安田大サーカス、加藤茶、コント55号

■外国人アーティスト、俳優

エルビス・プレスリー、クイーン、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ボン・ジョビ
マリリン・モンロー、チャールズ・チャップリン、マイケル・ジャクソン

やはり客層の好みを反映しているのか、格闘技選手が多数起用されている。男性タレントの多くは演歌歌手、女性タレントの多くはグラビアアイドルという傾向も、「いかにもイメージ通り」といったところ。お笑いタレントは「エンタ」などに出ている「旬」の名前はなく、やはり比較的高年齢層にウケそうな人選である。外タレはボン・ジョビ以外にも結構使われていたことを今さらながら再認識。そういえば、どこかでフレディ・マーキュリーのパチンコののぼりを見たような気がする。

こういったキャラクターの話になると必ず出てくるのが、「やっぱ儲かるんやろうねー」みたいな話題である。私はあまりこちらの業界は詳しくはないが、やはりそれなりの報酬・契約金は出ているらしい。個人名を出すとさしつかえがあるので著作物を例にとるが、たとえばパチンコのキャラクターに使われた「北斗の拳」は、パチンコ機がリリースされて数週間で漫画の単行本全巻の総売上を稼いでしまったという。ロイヤリティ契約ならば作者と出版社は相当(というか想像を絶するほど)に潤ったのではないだろうか。

ビッグマネーの誘惑は「遺言」をも動かす。数年前、版権の二次使用やリメイクを固く禁じていた黒澤明作品の権利を事務所がリリースしたことがあった。その背景として、事務所経営が苦しかったというのは周知の事実である。こういった話を聞くと、やはりパチンコというのは「お金に困った権利保有者の最後の手段」のような印象がある。

しかし最近では倖田來未しかり、イエローキャブしかり、旬のタレントがパチンコのキャラクターになるケースも出てきている。こういった流れが普通になれば、パチンコそのもののイメージも変わっていくのかも知れない。今、漫画家を目指す人たちの多くの目標は、「週刊誌連載 ⇒ アニメ化 ⇒ キャラクター商品の販売で大金持ち」であるが、今後はこれに「パチンコとのタイアップ」が入るのだろうか。

しかしボン・ジョビのパチスロっていったいどんなんだろう? ちょっとだけ興味がある。

Bj_2

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