日本版スポーツエージェント
先週、プロゴルファーを多数抱えているスポーツマネジメント会社に連絡を取り、マネージャー(付き人的な「マネージャー」でなく、管理職の意味合い)の方に時間をいただいた。対応していただいたK氏は、「この人もプロゴルファーかな」と思わせる、スポーティーで精悍な印象(実際はプロゴルファーではなく、ゴルフはあくまで趣味だそうである)。ゴルフといえばやはり「ブルジョア」のスポーツである。「普通の体育会系」が多い他のスポーツマネジメント会社と違い、仕事がら大企業の重役と日常的に接しているだけあって、K氏は若いのに服装や身のこなしが洗練されていた。
実は、今回この会社にアプローチしたのは、少し前にプロゴルファーのキャスティングで苦労したからである。ゴルファーは芸能事務所などの「窓口」を持っていない選手が多く、出演交渉する際に個人宅に連絡をつけねばならないことがある。「苦労した」件も、クライアントの希望ゴルファーとなかなか連絡がとれず(実は海外の試合に参加していた)、結局成約しなかったのだが、ずいぶんと回答をお待たせしたという反省が残った。そこで今後同じことのないように、ゴルフの世界とのパイプを強化せねばと思ったのがきっかけである。
そのスポーツマネジメント会社は、ゴルファーとウチのようなキャスティング事務所やスポンサー企業との橋渡しを業務としているが、そればかりでなかった。選手もまたクライアントであり、彼らの健康管理や生活設計(税理士をあっせんして税金の相談に乗ったり)のサポートもしているのである。このようなことは欧米のスポーツエージェントではよくあるが、まだ日本では多くないのではないか。実は、その会社の創業者は有名プロゴルファーである。おそらく自らが必要だと思うサービスを実現したのだろう。
今は誰と話しても「景気はどうですか」みたいな会話になりがちなのだが、K氏によればこの会社もじわじわと不況の波を感じているとのこと。昨年秋以降、プロアマのコンペのいくつかが中止になったそうだ。そのようなこともあり、この会社がマネジメントしている選手を集めて近々大会を主催するという話を聞かせてくれた。大会名に企業名を冠する、いわゆるネーミングライツも売るそうである。最後には「スポンサーを集めてくださいね」と、営業されてしまった。そういうわけで、ゴルフで企業のイメージアップをお考えの方、ご関心おありでしたらぜひご連絡ください。
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